オウンドメディアからの問合せの最大化を図るにはどのように行うのがよいでしょうか?

本日は、オリジナル家具を製造している会社様から疑問点について回答してみました。守秘義務の関係上、業種、会社名は変えて掲載しております。

では、早速ですが、どのように考えていけば良いのかを一緒に見てみましょう!

ご相談内容

私の事業は、オリジナル家具を製造販売しております。一部輸入商品も扱っております。

この度、弊社ブログサイトでのオウンドメディアの開設を致しました。
内容は家具製品に関するもので、週1回の記事掲載を予定しています。

目的は、弊社の「家具製品」への問い合わせを最大化することですが、
十分な問合せが得られておりません。

そこで、「オウンドメディア経由で家具製品への問合せの最大化を図る」にはどのようにアプローチを行うのがよいのかを知りたいです。

・メルマガ、SNS(Facebook)、プレスリリースは行っております。
・予算10万円以内にて、上記目的を達成するための方法を知りたいです。

気になっている点
・ターゲットの設定はどのように行うのがベストなのか?
・コンテンツの設定や記事内容をどういった視点で行うのがよいのか?
・単純に広告を増やしていくのがよいのか?
・専門新聞や雑誌へ広告を出したほうが良いのか?

アトリエ家具工房(仮名) 代表N

 

 

 

今回はこのように回答しました

アトリエ家具工房(仮名) 代表N様 お問い合わせ頂きありがとうございます。

御社サイトを拝見させていただきました。
ご要望としましては、‘家具製品‘への問い合わせを最大化させていかれたいとのことでございますが、まず初めに考えていく箇所は、“どこに向けて”“どのような情報”を掲載していくのかが重要なポイントとなってまいります。

ブログを拝見させていただきましたところ、オリジナル家具についての製品情報は詳しくかかれていらっしゃいます。もちろん製品情報も重要で、素材がどのようなものなのか、どれぐらいの規格なのかというのは気になるところでございます。

しかしながら、製品情報をより詳しく掲載していても、お客様の興味は別の箇所にもございます。

ブログを覗きにいらっしゃるお客様が、更に気になる点を数点挙げますと、

(※この例よりもっとありますし、個々によって気になる点は違います。)

・今の家具とバランスは合うのか?

・配色は問題ないだろうか?

・地震などで倒れたりはしないだろうか?

お子様がいらっしゃるご家庭の場合は、

・小さな子供が家具をなめたりしても害はないだろうか?

・角にぶつけたりはしないだろうか?

などもお客様は気になる点でございます。

その場合は、こちらのオリジナル家具に似合う、地震対策グッズはこちらです。

実際につけるとこんなイメージです。

などや

赤ちゃんのけが防止ガードで、こういったものをつけると、御社のオリジナル商品とマッチしますといったものもブログで掲載されると、より効果があらわれてゆかれるかと存じます。

 

お客様の不安は見つけられているか?


家具を探されている方が、何に不安を感じているのか、どういった不満があるのか、ここを訪れることで何を解消したいと考えているのか、と言ったものを念頭におきまして、再度ブログ内を検証していくことがオウンドメディアからの問合せ最大化に繋がってまいります。

N様が気になっている事項に関しましての回答になりますので、ご参考にして頂ければ幸いでございます。


・ターゲットの設定はどのように行うのがベストなのか?

ターゲットの設定といいましても、絞りに絞って、ここの人たちの為だけに作っていますというよりは、例えば結婚されたばかりのご夫婦に対してはこういう使い方がありますよ。や

孫に家具を送りたいと考えていらっしゃる方には、このような送り方が良いですよ。

お子様が生まれたご家庭には、こういった配置がよいですよ。

と、商品は同じものであっても、捉える人、扱う人によって、必要な情報であったり、利便性も様々でございます。

単に見た目がよいですよ!と謳っていても、どのように見た目が良いのかが受け取り側は理解が難しいので、どの場面で見た目がよいのか?というのを伝えることがターゲットの設定ということになります。

ですから、小さいお子様がいらっしゃらないご家庭の方に、赤ちゃんがなめても大丈夫ですと

謳っていても、メリットを感じて頂きにくい表現となってしまっている状況でございます。

となりますと、何をもとめているか?どういう情報を欲しいとおもっていらっしゃるのか?を考えることによって、ターゲットの設定というのも逆算的に決定となってまいります。


・コンテンツの設定や記事内容をどういった視点で行うのがよいのか?

コンテンツの設定、記事内容に関してでございますが、先ほどもお伝えしたように、お客様が知りたいことと、製作者、販売者側が伝えたいことが同じであることが望ましくございます。

製作者、販売者は常に商品のことをみていますし、長い時間も商品と過ごしていますので、愛着もあり、製品に対する知識も自然と膨大となっております。

それがゆえに、初めて商品を目にするお客様に対して熱く製品情報を語りがちになってしまうのですが、それをお客様が本当に望んでいらっしゃるのか。その知識が必要なのか?という点まで踏まえたうえでお伝えすることが重要でございます。


・単純に広告を増やしていくのがよいのか?

広告の出す内容、広告を出す媒体によって、反応も全く違ってまいります。

もちろん無差別に大量の広告を打っていくという戦略もひとつございます。

その分費用はかかるので、その費用をかけて、商品の販売利益がどうなのか?という点もシビアに考えていく必要がございます。

大量の広告をうって、5万円の家具が1台売れたけれど、広告費用は20万だったとなると、

あまり得策とはいえない可能性がございます。

またよくある話が、大量の広告をうったものの、お客様の問合せはなく、広告をだしませんか?の営業の電話しか来なかったというクライアントの方も多くいらっしゃいます。

そうならないためには、どういった内容のものをどこに載せていくのか?どれぐらいの期間、どれぐらいの金額で行うのか?といった戦略も必要になります。

例えばですが、ツイッター広告を打ちたいという場合は、ツイッターをしている人はどういう方達なのかを考える必要がございます。

60代以上に売りたい商品をツイッターで宣伝しても、なかなか効果が見えないと想像がつきますね。

それであれば20代や30代向けになるのですが、20代、30代の方がこの値段の家具を購入するのか?一人暮らしで買うものなのか?

それであれば両親向けの広告にしよう。

その世代であればFacebook広告のほうが効果が得られる可能性も秘めているな。

という推測になります。

これらはあくまで一例ではございますが。

とにかく大量にばらまいて認知度をあげたいんだ!という場合は、引き留めることはございませんので、そちらも試していただくのもよろしいかと存じます。

とにかく広告を出せば見に来る方は圧倒的に増えます。

だから中身が大事なのです。とよく聞くと思います。じゃあ中身はどうすればいいいのか?が問題で、それは自分で考えないといけないとか、とにかく良質なものをなど抽象的なアドバイスが多く見受けれられます。

私が考える中では、商品、サービスが訪問してくださったお客様の役に立つのかどうか?が決め手になると考えております。

今使っているものより、良い商品なのか?長持ちするのか?

安全なのか?

自分で商品を買うときに感じることは、販売側に立つとすっかり抜け落ちてしまったりするので、そんな時はご自身で買い物をするときの感情をメモに書き起こして見直すのも効果的ですよ。

N様も当然いち消費者でもありますので。

それでは以上となります。

 

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